だらっと和田パン

話が跳んだり跳ねたり行ったり来たり。映画とか、システマとか、漫画とか。ネタバレあります。

五感の互換性のはなし

文字数を気にしてしまって途中になってしまったので、前回の続き。 レイは目が見えなくなったことで耳が発達する。喫茶店にいて外にハチドリがいるのが分かるくらい。音楽家だからなのか耳が良いのか。耳が良いからミュージシャンなのか。手首を触って美人かどうかを見分けるみたいのもあるけど。 そういえば、僕の知り合いは足音で誰かを聞き分けることができる。僕も試してるけど、なかなか上手くいかない。。でもそれだけみんな足音にも個性が出るんだよね。気づいてないだけで。 セントオブウーマンは鼻。女性の香水の匂いを嗅ぎ分けたり。セントオブウーマンのタンゴを踊るシーンは圧巻。あれは身体の感覚だけど。香水を嗅ぎ分けるっていうのは、レクター博士もやってたし、ファントム・スレッドでお姉ちゃんもやってたなぁ。女性がやると高貴な感じだけど、男がやると狂気を感じる。その狂気に憧れてアロマ検定取ったけど、この後どうしよっかなぁ。という悩みも生まれた。香水とはまた違うし。 まあいいや。 座頭市とかだと触覚なのかな。あんま師だし。斬り合いとかはそれこそ身体の感覚だろうけど。。僕は指の感覚はもともと良いように思う。わりと。だからマッサージとかやってても緊張してる部分やコリとかは小さい頃からわかるのよね。っていうかそれが普通だと思ってたんだけども。慣れればみんなできるし。マッサージ上手くなりたいなぁ。と最近はよく思う。もっといろんな人の受けてみたいな。システマに限らず。 色々例を挙げてみたけど、人間の感覚とか動きっていうのは本当に際限がないなとよく思う。足の感覚もそうだけど、どっかに依存するとどっかが疎かになる。それはやっぱり自然じゃないんだろうな。でもあえて使わないことで、他の部位が使えるようになることはよくある。これは脳の可逆性の話とかリハビリとかにも繋がるなあ。 映画の例だと超人寄りだけど、実際パラリンピックの人達はそういう領域にいたりするものね。義足を着けるとオリンピックレコードより上が出るなんて、、それこそ文明が目指してるものだったりするんだからもっと注目度上がっても良いのに。と思う。 取り上げ方次第では攻殻機動隊の世界感すら表せるのに。まあ、ゴースト・イン・ザ・シェルみたいに、ホワイトウォッシュは必要ないと思うけど。したかったらしても良いんだけどね。レディプレで仮想世界入ったら、みんな人間ですらなくなったりするものね。 見た目だけで判断してはいけないといいつつ、見かけが9割って言ったりもするし。Nothing is what it seems. 今回のはawarenessの話だったのかしらん。分かりやすい五感を広げて行く。特に視覚以外の。視覚も幅はもちろんあるけれども。目で観る物を少しずつ増やす。聞こえてくる音を少しずつ増やす。とか。それだけで姿勢良くなってりするし。うーーん。こう書いてると、いかに感覚を使えてないかがわかってしまうーー。 そういえばこの前は暗闇ワークの音を立てずに動くっていうのと、第2の呼吸の関連っていうか、ザイコのワークの話しようと思ってたんだった。。もっと身体の感覚よりの。そういえば見聞色の覇気っぽいかも。笑 新刊読みたて。 上半期終わるから、2018上半期の映画の話もしたいのに。。。