本質は変わらない?
ついに7人の侍を観た。
10時開始で13時40分終わり。10分間の休憩と最初の宣伝も込みだけど、それにしても長い。正直終わる時間見て尻込みしかけた。
ただ、実際には観てて全く飽きのこない4時間だった。もっと高尚で、僕なんかが観ても分かんないんじゃあないかと思ってたけど、そんな気持ちがあったことすら忘れて楽しんでしまった。随所に出てくるギャグも今見ても面白くて、ついつい笑ってしまう。かなり昔の映画のはずなのに(1954)、いまだに変わらぬ人の本質がよく見て取れる。スクリーンで観れてよかった。
前回おじさんと少女の映画の話をしたせいか、子供欲しいなぁと思ったりしてるこの頃。結構な頻度でこの話題は、自分の中に出てきては忘れる、の繰り返しだったりする。前回のは自分の遺伝子を継いでない子の話(例外あり)だったんだけど、そこには自分の血を分けることへの恐怖があったりするのかなと考えてしまった。
自分の子を育てるっていうのが、当たり前なのだろうけど、「血が繋がってなかったら、余計な期待をしなくてもいいものね」ってある映画のセリフにもあるように、あえてそこに突っ込む意義はあると思う。
血の繋がりの僕の1番の恐怖であり興味は、自分の何が伝わるかなっていう部分。遺伝子的に。
運動神経なのか、運動能力なのか。学術的な分け方は知らないけど、僕の分け方は先天的な能力が運動神経で、後天的なのが運動能力。
心配なのは、頑張って運動能力はあげたけど、元々の悪い運動神経が伝わったら、子供が可哀想だなってこと。
大学の2年生くらいからの僕しか知らない人には驚かれたりもするけど、僕の運動神経はめちゃめちゃ悪い。
小ちゃい頃の僕は、キャッチボールをしては、頭にボールをぶつけておんぶされて帰ったり、サッカーをしては足の指の骨を折ったりと。。。親には「この子はスポーツしちゃいけない子なんだなって思ってた」って言われたこともある。
今振り返ってみると、ただ力の使い方を知らなかっただけだなって思っちゃうな。。その頃は小さかったから、自分の弱さを呪ったし、だからこそ高校くらいから筋トレとかもろもろやって、フィジカル強くして、強くなったふりをして。。。
システマやり始めてから、昔のこと、特に小学生とかそれくらいの記憶がふと戻ってきたりする。これは身体に残ってたやつ(多分トラウマ)なのかなって思ってる。そう考えると、結局今の自分っていうのは、本質的には小さい頃の弱い自分のままで、それを守るチンパンジーが強くなってるだけなのよね。
いまだにそのトラウマを克服できないし。
今はしなくてもいいのかなって思ったりもするけど。
なんかムーンライト(去年のアカデミー賞)を思い出すな。
そんなこと考え過ぎると、子供にも本質しか伝わらない気がして怖くなったりする。
子供の才能は遺伝子の部分半分と環境の部分半分ってこともある程度理解してるけど。
っていうか、運動神経が低かったら可哀想だなって思ってるから、そうあってもいいようにいろんな身体の使い方勉強してたりするし、そこらへんの人よりは分かるから大丈夫だろくらいに、本当は思ってる。
低身長なのはしょうがないかな。。。
そもそもパートナーいなかったらできるもんもできないんだから、全部杞憂なんだよね。。。
まずそこから頑張りましょう。
プライベートの充実を。。。
ってか、みんな今年の抱負の話ってしたのかなぁ。覚えてないのか、その場にいなかったのか。
趣味に時間取られすぎで、プライベートの時間がそもそも取れないよね。(言い訳)
でも7月の連休ももう楽しみあるし(逃げ)
どうしよっかなー(突然の中邑)
続く(うそ)