男に生まれて助かってる部分
スターウォーズのエピソード1から6まで観終わりました。3.5と7、8は最近観たからとりあえず今は観ません。7はNYで観たから、字幕付きでもう一回観た方がいい気もするけど、まあ置いておこうと思う。
そういえば、7でハリソンフォードが出てきたときに、劇場で拍手が起こったのはとても良かった。まず日本ではない一体感がとても心地良かった。
スターウォーズは4から観てる人が多いと思うけど、スターウォーズを1から観てみるとスターウォーズっていうのは、アナキンの話なんじゃないかと思ってしまう。
1から3はアナキンがダースベイダーになるまでの話だから、もちろんアナキンの話なんではあるが、4から6も観てて誰が主人公なのか分からなくなる。存在感だけなら当然ダースベイダーが1番あるし。ルークが通ってきた道っていうのは大体アナキンが通ってきた道なんだよな。もちろん4から6までが先にあるから、ストーリーとしてはルークの通った道をアナキンが通ったという見方もできるかもしれないが。Many of the truths we cling to depend greatly on our own point of view.
ダースベイダー。あの曲も含めての存在感はあまりにも圧倒的。何で観たかは覚えてないけど、3.5の監督がダースベイダーの存在感が強すぎて、どこで使ったらいいかを凄く考えさせられたっていうのもよくわかる。7からはダースベイダーがいないから、なんだかんだの不在感はある気がするものな。
ちょうどワイルドスピードでポールウォーカーがいないように。
ただキャリーフィッシャーは7、8の方が綺麗だった気がする。8からはハリソンフォード、9からはルークもレイヤ姫もいないって考えると大丈夫かなって思ってしまう。時代が変わるっていうのはそういうことなのかもしれないが。The fear of loss is the path to the dark side. ということなのだろう。でも失うことはやっぱ怖い。
ーここで町山さんのラジオ(YouTube)を聞くー
そーかー。ルークは悲劇の主人公であり、スターウォーズはジョージ・ルーカスの話なのかぁ。ということはルークはアナキンであり、アナキンはルークっていうことか。蛙の子は蛙というか、この血縁関係のどろっとした感じはなんか分からなくはないな。
7からはディズニーになるから、似た要素はあれど、やっぱりジョージ・ルーカスっぽい感じからは離れていくんだろうな。
なんかレディ・プレイヤー1にジョージ・ルーカス成分を感じ始める。もちろん直接的にではないけれども。
7からは女性が主人公になってるし、やっぱりこれはジョージ・ルーカスから離れたっていうことの1つではあるんだろうな。
ハリウッドはやっぱりフェミニスト運動を顕著にやるようになってる気がする。オーシャンズ8然り、インクレディブルファミリー然り。
オーシャンズ8はオーシャンズ11の時みたいな、超どんでん返しっていうのはないんだけど、まあ最高ですよね。
サンドラ・ブロックがケイト・ブランシェットにアーンするシーンがあるんだけど、それだけで100点。サンドラ・ブロックとケイト・ブランシェットかっこよすぎるんだよね。ずるいわ。
今までのオーシャンズは男メインで、特にジョージ・クルーニーはちょいワルおやじだから、ちょっとマヌケっていうか、ダメなやつ感がある。そこがいいし、超かっこいいけど。
でも今回のオーシャンズはいい女の話だから、あんまり隙がない。8人が8人そうではないし、そこもキャラクターがあって面白いところなんだけど。
それにしても、女優じゃあないリアーナが映画の中であれだけの存在感を放てるのはやっぱりすごいなと思う。あんなに歌も上手いのになぁ。生で歌聴いたら死んじゃいそうだよね。あの歌声。怖い。もはや。
改めて考えてみると、薄々気づいてはいたけど、僕はいい女とダメな男が好きなようで。。。。
ホント女に生まれてたら、ダメな男に捕まってたろうなってつくづく思う。男に生まれて一安心。
ダメなやつっていうか、ちょっと変な人は性別に関わらず好きになりがちだけどね。
フェミニンな映画が多くなったのは、社会的な問題からなんだろうけど、観てて楽しいし、色んな映画があっていいなぁって思う。
まあでもゴッドファーザーはいい映画だよ。すごい好きだし。うん。こっちはフェミニン関係ないか。