夏はヒーロー映画
久しぶりになんの予定もない日曜日の休み。
午前中は家で映画でも観ようかとか色々考えていたんだけれども、結局何をする気にもならず軽いトレーニングをしながら、ボケーとしていたらいつのまにか朝ごはんを食べることもなく12時を過ぎたので、家を出た。トレーニングだって、システマのDVDでも流しながらやろうと思っていたのに、DVDを用意する気にもならず、だらだらとやった。
日曜日っていうのは皆何をしてるんだろうか。みんな休みだから、一緒に出かける人が多いのか。独り身で、平日休みが多いと、こんなに人がいる中出かける気にもならず、予定を立てる気にもならない。コーヒー飲んだらもう一回本屋寄って帰ろう。そうしよう。
ってか、来週はシステマもお休みか何したらいいんだろうか。はて。
昨日は観たかった「僕のヒーローアカデミア」、「インクレディブルファミリー」の2本を観た。どっちもヒーロー映画で似てる部分もあったけど、そもそものテーマが違うので、飽きることなく楽しめた。
まずは「僕のヒーローアカデミア」から。
どうやらヒロアカって略すらしい。ヒロアカはもともとが漫画なので、マンガのストーリーの1つとして、観ておきたいと思って行ったんだけれども、一本の映画としてとても満足できた。少なくとも、下半期今のところNo. 1。思い入れが強いせいなのか、何回かポロッと涙がこぼれそうになってしまった。正直、今年のNo.2でも良いんではないかと思ってしまうくらいでもあった。
今年のNo. 1は11月公開の「ヴェノム」。観てもいないのにNo. 1確定させてしまうくらいハードルあげているけど、マーベル・ダークユニバースとトム・ハーディなら大丈夫だろうと信じてる。ダークユニバースとして出すらしいので、スパイダーマンとの重なりはないらしい。ちょっと残念でもあるけど、まあしょうがない。今新しい悪役出すわけにもいかないだろうし。出てくるトレイラーが観たさを増長してくる。11月まで待てずに、新しいTシャツを頼んでしまった。早く届いて欲しい。
ヒロアカの話をしよう。ストーリー的には夏休み入ってすぐなので、多分6巻とか7巻の後なんじゃあないかと思う。合宿の前かな。話は夏休み入ってすぐに、オールマイトが昔の親友に会いに行った島(リゾート地)で、デク含む(当たり前)同級生がたまたまプレオープンで揃い、みんなで遊んでいたところヴィランの襲撃に遭うっていうのが、大まかなところ。
ヒロアカ自体がデク少年の成長の物語であると同時に、継承の話でもある。今回の映画では特に継承がトピックだったように思う。当たり前の話ではあるが、人は老い、そして死ぬ。だから遺伝子にしろ、知恵にしろ、力にしろそれを継承する必要がある。
そこで必要以上に失うことを恐れると、アナキンのようにダークサイドに堕ちる。”Fear of loss is the path to the dark side.” なわけである。
「ハン・ソロ」を観たので、エピソード1から3までをとりあえず観た。続きも観る予定ではある。IMDb では評価がやけに低いし、僕としても2、3は1の頃の可愛いアナキンがこんな風になるわけないだろと思ってしまい否定的ではあったが、まあ面白かった。そもそも2005年公開で、今から13年も前と考えれば、ろくに物も知らんガキンチョが今の自分(今でもガキンチョだけど)と同じ視点で観られるはずもないわけではあるが。
4から6がヒットしすぎて、ファンの方々が望むものを見せられなかった、思ってたのと違ったという意味では評価が低いのはしょうがないのかもしれない。僕としては、結末が決まってる難しさの中で、3作品であそこまで持っていくのはやっぱりすごいなと思う。正直僕はエピソード1.5を作って少年期のアナキンの修行の日々を描いて欲しいという欲もある。観たい。3.5もいいけど。1.5もやろうよルーカス。
愛しのアナキン。失うことを恐れるあまり、失わないための強大な力を求める、力を手に入れることが目的になってしまい、力への欲求が結果として愛を失わせる。あまりに哀しい。支えてくれる人も周りにはいたのに。
目標のすり替えというのは起こりやすいもので、目標のための努力が、努力のための目標になったり、努力のための努力、練習のための練習になってしまうことがよくある。
ただここで難しいのが、目標のための道筋を決めたがために、遊びの部分が失われやすいというのも事実のように思う。回り道も1つの道なわけである。遊びの部分がないと幅がなくなり、幅がなくなるとつまらなくなる。成果主義にせよなんにせよ、損得勘定でしかものを考えられなくなったら、面白さとかカッコよさがどんどん削られていくわけである。多分結果として損をするし、成果も出ないんじゃあないかな。
「できるけどやらないのと、できないからやらないでは大きく異なる」わけである。
実はエピソード3でもホロリしかけた。最近涙脆いんじゃあないかと心配になる。エピソード3までの悲しみをルーク、ハンソロが救ってくれることを祈る。
ん、レイヤ姫も出るって。ナタリーポートマンから、レイヤ姫が産まれるもんかねとか言ったら、ダメ、絶対!
ナタリーポートマンは綺麗すぎるし、衣装替えすぎ。
ナタリーポートマンの影武者とかすぐにバレそうだよね。
ヒロアカの話してたんだっけか。正直マンガ読んでなかったり、アニメも見てない、前情報ない人が観たらどうかっていうのは分からない。ただ、マンガ読んでて、でも映画館に行くのはなぁなんて考えてる人(昔の僕)がいたら、そういう人は絶対観るべきだと思う。当たり前なのかもだけど、ちょいちょいマンガの中に出てくるネタを映画で入れてみました。みたいなのもあるから、前情報あったほうがいいかもなぁ。6巻くらいならすぐでしょ。なにもこち亀全巻って言ってるわけじゃあないんだからさ。
デクが口が悪くなるタイミングとかも大事だし。それが分かるのは10巻とかだけど。うーん。でも観てから読み始めるっていう手もあるし。
インクレディブルファミリーの話もしようと思ってたけど、今回はここまでにしよう。
なにはともあれ夏はヒーロー映画!
みんなで Let’s plus ultra!