だらっと和田パン

話が跳んだり跳ねたり行ったり来たり。映画とか、システマとか、漫画とか。ネタバレあります。

そろそろブラッドセミナーを振り返りたい。

ブラッドセミナー東京

今回の印象は、というか2年前もそうだけど、ワークの数がとても多かった。

ステマ東京は色んなインストラクターのクラスがあるので、人それぞれの感じ方がリードに表れていてとても面白い。(宣伝)

印象を受けたワークも違うし、シェアする内容や方法ももちろん違う。

実際そういえばこんなのやったなーってことばっかりで、全然覚えてないんだなって思わされる。

毎度のことながら。

今回のセミナーのテーマは

Awareness, speed, power

一番最初にやったのは、集団の中から1人決め、他のワークをやりながらもその人の事を意識し続ける。というもの。

総勢150人くらいだとその人に気づかれないようにするのは難しくないけれど、常に意識し続けるのは難しい。他のワークに集中し過ぎたりすると、すぐに見失う。

また気づかれにくいということはつまり気づきにくい、渋谷や新宿で目をつけられても容易に気づけないんだなと、改めて怖さを感じる。

実際何かのワークをやっている時に、いつのまにかブラッドが横にいて、驚いた。

どれくらいそこにいたんだろうか。。。

あっ、今死んでたなっていう感じ。

ブラッドも苦笑い。

今回のセミナーではブラッドの意識が広く行き渡っている様を感じた。今の一件もそうだけど、キックのワークで2対1をやっている時、ボコボコに蹴られまくって、全然上手くいかんなぁと思ってると、not bad とブラッドに言われ、そのまま続けてと言われたので、へこたれずにワークに取り組めた。

また、ちょいちょいgoodと声をかけてもらえたりもしたので、改めてあの人数の参加者を把握してるっていうのは凄いなぁと思った。声かけてもらえると気にされてる感じがして、やる気にもなるし。

今回はちゃっかりデモにも呼んでいただけた。何よりビックリしたのはブラッドの身体。

デモは、首に当てられたナイフを肩の動きで避けるっていうワークだったのだけれど、ブラッドの首に触った瞬間、人間の身体ってこんな風になるの???っていう触感だった。

ブラッドはなかなか触れる機会がないので、しっかり触れたのはその一回のみ。

どんな感触って言われても分からないけれども、やっぱフィジカルが大事なんだなと再認識した瞬間だった。

ブラッドはデモの中で凄い動きとか、アンコンタクトワークとかもやってるけど、ああいうのは身体がしっかりしてこそのものなんだろうなと勝手に思った。

自分がフィジカル至上主義だからなのかもしれんが。

どうやったらああいう身体になれんだろうか。

ちなみに、今回一番印象に残ったワークは、ストライクの練習で、1、2と打ってくる相手に対して、1と2の間に相手にストライクを当てるというワーク。

タイミングだけで、軽いストライクでも簡単に崩せる。

これぞ、”timing beats speed” ってやつか、と密かに楽しんでいた。

その後のデモで、相手が1発目を打ってきた時に身体は避けるけれど、拳は相手のエリアに入れておくというのを説明していた。

これがユーチューブでよく言ってる “the fist is already here” っていうのの1つなんだなーと納得。

Speedとpowerに関してはほとんど説明なかったわりに、timingとprecisionに関してはしっかりワークやってたから、なんかタイトル違くてもいいんじゃあないかと思った。とはいえ、タイトル関係ないのはいつものことか。

僕はわりと考えてるけどね。